支援ツール

「日本語動詞の結合価」のデータの調査・分析用の支援ツールを公開いたします。

「日本語動詞の結合価」によって表示されたデータをExcelのシートに表示させているのは、任意の格でソートなどして調査・分析などに利用しやすいようにと考えてのことですが、ここにExcelのVBAマクロを利用してデータをまとめ上げて表示する機能を提供いたします。

ダウンロード

調査・分析用の支援ツール(解凍してご利用ください)

概要

「結合価データ検索システム」で表示されているKet.xlsのExcelシートの内容を以下のようなダイアログに表示します。

起動方法

Ket.xlsと一緒にAddTool4KET_1.xlsを開きます。AddTool4KET_1.xlsは、開く際にマクロを有効にする必要があります。

操作手順

Ket.xls、AddTool4KET_1.xlsの2つのExcelファイルが開いてあれば、ctrlとshiftと押しながらGを打つことで、以下の画面を表示させることができます。

この画面は、「結合価データ検索システム」で「注目する」をキーにして検索した後、Excelの表示画面で ctrlとshiftと押しながらGを打つことで表示された画面です。Ket.xlsの内容が変更された場合、最上部の「Ket参照」をクリックすれば、Ket.xlsの内容に従って、この表示画面の内容を更新します。

「格」名の指定で、該当格の体言のリストが下段に表示されます。「に格」を選択すると以下のようになります。

中段の「用例」のラジオボタンを押せば以下のような表示に変わります。

この状態(「用例」を選択した状態)において、下段に表示された用例のリストをクリックすることで、Ket.xlsのシートでは該当行に注目セルが移動します。

また、格の選択のボタンで押せなくなっている格は、注目語に対して、該当する格が出現していなかったことを表しています。

また、KetView.exeでは、体言による検索も行えますが、その結果が表示されている場合は用例のみになりますが、以下のように表示されます。

「障害」というキーワードで体言側からの検索を行ったものを表示
注1:
本Excelファイルは、Ket.xlsと同じExcel内で開く必要があります。
注2:
本Excelファイルはマクロを含んでいますから、Excelのマクロのセキュリティのレベルが「中」でなければ、開いて動作させることはできません。
本ツールのExcelファイル以外のマクロを含むExcelファイルを開く際には、安全を確認の上ご使用くださいますようお願い致します。
注3:
本機能は、「日本語動詞の結合価」のデータを違った形で表示させるためのものですから、「日本語動詞の結合価(三省堂様)」が必要になります。
注4:
本ツールを使用にあたり、著者、および出版社のいずれも責任を負いません。あらかじめご了承のうえ、ご使用ください。